解体・リフォーム・改修事業者ためのアスベスト情報サイト

解体・リフォーム・改修事業者ためのアスベスト情報ナビ

【一斉パトロール】から伺える正しい対応の重要さ

  • 投稿日:
  • 最終更新日:

前回お知らせした大阪府による「行政の一斉パトロール」に続き、千葉県でもパトロールが実施されました。
大阪府や千葉県以外でも、全国で行政による一斉パトロールが行われております。
より一層の正しい対応を心掛けていただければと存じます。

▼千葉県のパトロール実施結果資料:https://www.pref.chiba.lg.jp/gikan/jigyousha/recycle/recycle/jikkousei.html#pato


【千葉県での一斉パトロール結果】
パトロール現場数合計 200件
指導等を行った総数 48件

パトロール対象となった現場は172件が解体工事現場でした。また、修繕現場も4件となっております。
解体工事現場のみでなく、修繕現場でも今一度、正しい対応への必要性を感じます。

 
 

今一度考える正しい対応とは?

①工事着手前に、行政へ事前調査の結果を申請しているか?
事前調査は調査のみで終わってはいけません。必ず、工事着手前に行政への報告が必要となっております。
※ただし建築物等の構造上、工事に着手する前に目視することができない箇所があった場合、着手した後に目視 が可能となった時点で調査を行い、修正報告を行います。


②事前調査結果及び作業内容等について、見やすい場所に看板を掲示しているか?
石綿による健康障害については、工事に従事する労働者はもとより、工事現場の周辺住民にも不安が生じているところです。そのため、事前調査結果などの看板掲示は、周辺住民及び作業者の両方が見やすい場所に掲示する義務がございます。 
看板を見やすい場所に掲示する事により、労働者、周辺住民の不安解消にも繋がります。


解体工事・修繕工事ともに
上記2点に加え、書類や写真等の作成をふまえて、万全の体制を整えていただければと存じます。

 

 

この記事に関連する記事