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【5分でわかる】アスベスト対策の基本のキ!

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「法改正があってアスベスト関係の資格が必要らしいけど、なにが必要?」

「アスベスト対策をしたいけど法律を理解するのが難しくて何もできていない」

そのような疑問や不安をこのコラムでは解決していきます。

 

目次

 

▼動画解説はこちらから

6つの基本ポイントをおさえよう!アスベストの法改正の基礎知識

1 石綿とアスベストは言い方が違うだけでまったく同じ

石綿(いしわた/せきめん)やアスベストと言い方は様々ですがすべて同じものを指します。

石綿に関する規制だからアスベストは法改正の対象外だと思っている方はこれからきちんと対策していきましょう!

2 アスベストは細かいものを吸い込むとキケン

アスベスト使用が規制された2000年代ごろまでは工業的に製造された建材の多くに、アスベスト(石綿)繊維が数%練り込まれていました。

飛び散ったアスベスト(石綿)を吸い込むと、「肺がん」や「中皮腫」という病気を引き起こすことが分かっています。

アスベストは少量のばく露でも病気を発症する恐れがあり、また発症までに時間がかかるためこれまで危険性が見過ごされていました。

3 2006年にはアスベストを含んだすべての建材の製造は中止になっていますが…

2006年以前に着工された建材にはアスベスト(石綿)が含まれている可能性が高いです。

アスベスト(石綿)の含有率の規制については幾度か法改正が行われたため、当時の法律では法規制の対象外だった建材でも、現在の法律では規制対象となる建材もありますので注意が必要です。

その一方で法改正後の2006年9月1日以降に着工した建物に使われている建材については、アスベストは一切使用されていない!と判断できます。

4 調査をちゃんとやるように、ルール強化された
①アスベストの事前調査の強化

・古い建物(2006年8月以前に着工物件)に天井/壁に穴をあけるだけであっても「建築物石綿含有建材調査者」の国家資格保持者が現場に行っての厳格な調査が必要となりました。

②報告の強化

・解体工事なら80㎡以上、その他工事(リフォームなど)なら受注額で税込100万円以上に当てはまる場合、元請け業者は着工前にアスベスト(石綿)の事前調査結果の電子報告が義務化されています!

※よく勘違いされるのですが事前調査の結果、アスベスト(石綿)が無いことがわかった場合はもちろん、新しい物件の場合でも電子報告は必要です

※報告しないと直接罰も設定されています。

>>実際にあった摘発事例: https://asnavi.cersi.jp/559/

5 アスベスト無しを証明できないなら、アスベスト対策を

建材ごとに/製造メーカーを特定できなければ、アスベスト(石綿)が含まれないと判断はできません。

アスベスト(石綿)含有が不明な場合、「アスベスト(石綿)あり」とみなしての施工はOKですが、「アスベスト(石綿)無し」とみなして作業にあたることは違法です。

6 アスベスト事前調査も対策も、ばっちり記録を取ることまで法律

調査結果の書類、発注者(お施主様)への説明、石綿あり(みなしもおなじ)の現場での対策写真などの撮影も法律で定められました。

また書類を作成し保存すること(最長40年)まで義務化されているので、記録が無ければ対応していない!と判断されます。

アスベスト(石綿)の法改正後、現場の作業担当者の業務が増えたことは間違いありません。

そこでCERSIでは「そんな大変なことばかり、どうしたらいいの?」に答える解決策を提示します!

ニ法令で定められたアスベスト対応ができているかチャートで確認!

 

石綿対応関連の法令の対応ができているか確認しましょう。

A 業界最大手のCERSIは、全国で石綿含有建材調査者講習を定期開催

業界最大手のCERSIは、全国で石綿含有調査者講習を定期開催中!

法改正により2023年10月から有資格者によるアスベスト(石綿)の事前調査が義務付けられています。

アスベスト法令対応に必要な資格/建築物石綿含有建材調査者バナー

実務経験が足らず受講資格を満たせていない方は先にCの主任者講習の受講をおすすめしております。

また石綿含有建材調査者講習と同時に申込むと受講料が2,000円OFFになります。

B 電子報告システムは政府の特設ページから!gBizIDが必要です

アスベスト(石綿)の事前調査報告は政府の特設ページから行えます。

https://www.ishiwata-houkoku.mhlw.go.jp/shinsei/

アスベスト(石綿)の事前調査報告書の作成が法改正後の対応で一番大変とお聞きします。

CERSIでは報告書の作成時間を4分の1にするアスベスト業務管理システムをご案内しております。

詳しくはEのUNI-PORTをご確認ください

C 全国で石綿主任者技能講習を定期開催

石綿作業主任者技能講習を受けることで、Aの石綿含有建材調査者講習の受験資格を満たせるのでアスベスト(石綿)の業務を始めたばかりの方や石綿含有建材調査者の受講資格がない方はまずこちらをご受講ください。

>>石綿作業主任者技能講習:https://kigkt.cersi.jp/issg/

石綿作業主任者技能講習

D 社内で実施可能!石綿取扱い作業従事者特別教育

アスベスト(石綿)が含有されている建材がある現場での作業を行う従業員は、『石綿取扱い作業従事者特別教育』を受けていることが必要と法律で定められています。

累計受講者数2000名以上!環境コンサルとして支援実績のあるユニバースが主催となって、アスベスト(石綿)作業について分かりやすく解説いたします。

石綿取扱作業従事者の特別教育の受講は義務です。

>>ユニバースについてはこちらから:https://universe-corp.jp/

 

E UNI-PORTが、法令遵守できるアスベストの書類作成・管理をまるっと解決します

システムです。

法改正後のアスベスト対応で何をしていいか悩んでいる方、まずはシステムについて話を聞いてみたい方はhttps://universe-corp.jp/uniport/#contactよりお問い合わせ、もしくはTEL:03-6809-1021にご連絡くださいませ。

>>UNI-PORTサービスサイト:https://universe-corp.jp/uniport/

石綿管理クラウドシステムUNIPORTはら書類の管理が楽々

 

ニまとめ:アスベスト法改正

みなさんはアスベスト(石綿)対応はどこまでできていましたか?
法改正後の対応について、行政の取り締まりも厳しくなってきています。

いち早くアスベスト法改正の困難をのりきり、法令遵守ができていて信頼される会社を目指しましょう。

※このコラムは、CERSIが監修していますが、概要を【5分でわかる】コンセプトで作成しているため、一般化した表現を用いて、個別具体的な状況においては例外もあり得ることをご了承ください。

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